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第7話「鬼のいぬ間に悪だくみ」の感想です。

この物語は人間の心理、またや集団心理的な状態を描いていますが、今回はその人間の心理的なものが暴走したときの恐怖を感じた回でした。

あと光宗の過去は辛すぎる。狂ってしまった母親はしょうがないとして、光宗に我慢するように言う父親が最低です。

 

あらすじ

トキムネから逃げてきた光宗は真咲に自分の過去を語る。その後、光宗は真咲に連れられとあるトンネルへと向かう。「戻る為には向き合わなくちゃいけない」という真咲の言葉と同時に、トキムネが再び光宗の前に姿を現すのだった。

一方、納鳴村で真咲について話をするこはるんたちの元へ美影が戻ってきた。彼は皆が見てきた化け物は自分たちの心に巣くっているものであり、幽霊である真咲がそれらの化け物を引き連れてきていると判断するのだった・・・

 

得体の知れない恐怖から解放されるために・・・

美影が戻ってきて皆が見てきた、もしくは聞いてきた化け物の姿や声は、それぞれの心に巣くっているものだと判断した、まではよかったのですが(美影やるじゃん!!って思ってました)、

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化け物の正体を説明する美影

出典:©diomedea・Ponycanyon/project迷家
   TVアニメ「迷家-マヨイガ-」第7話より

 

なぜそれが真咲が呼び寄せたものになるんだよ!!

確かに真咲は何かを隠している様子で怪しいけれど、この村全体がそういう幻覚を見てしまう何かをもっているとか、自分たちの恐怖が増大してそのせいで幻覚を見ていたとか、いろいろ可能性はあるのに。

 

いや、真咲=幽霊って結びつけてしまうのも分かるけれど、

自分たちが恐怖から逃れたいが為に、真咲1人に責任転嫁しているようにしか見えないんですよね。集団心理で起きる現象にありそうな展開だなって思いました。

得体の知れない化け物を呼び寄せている=真咲と信じることで、得体の知れない恐怖から逃れて安心しようとする人間の心理を見ているようでした。敵の正体が分からないことほど不安なことはないですからね。

この人間の心理状態こそ幽霊や化け物よりもよっぽど恐ろしい。

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これからを話し合うツアーメンバー

出典:©diomedea・Ponycanyon/project迷家
   TVアニメ「迷家-マヨイガ-」第7話より

実際にここまで話を主導してきたのは、美影、ダーハラ、ヴァルカナあたりで、、他のメンバーはその考えは正しいか間違っているかはっきりしないまま、その場の空気を読んで何も言わなかった感じ。長時間続くストレスで内心、事態が良い方向に向かうなら何でもいい!ってみんな思っていたんじゃないか。

そして真咲=幽霊 説の方向で話は進んでいき、化け物さえいなければ納鳴村に残りたいかどうかに発展。恐怖に駆られ下山したいと言っていた面々も、化け物さえいなければここに残りたいと言い出して、ますます真咲=幽霊 説が強化され、真咲退治が早急に行われます。

 

不安から逃れる為に結論を出し、戻ってきた光宗は真咲に洗脳されているという颯人(スピードスター)の言葉にすぐに耳を貸した美影たちの演技がまたまたホラー映画そのものでした。自分たちが助かるためなら平気で人を殺しそうな雰囲気です。特に美影は名演技すぎる(笑)

この作品で描きたかったのは化け物や幽霊などの物理的な恐怖ではなく、現実には存在しないけれど人間の頭の中に支配する恐怖、その恐怖の連鎖が生み出す集団的行動の恐ろしさなのでははいでしょうか?

少なくとも7話に関してはその恐怖が存分に味わえる回でした。

 

颯人が一番のメンヘラ疑惑

「俺の言うことを聞かなきゃお前は生きていけないんだ」って何ですか?

光宗と颯人の過去は、光宗がクラスメイトにからかわれていたときに颯人が助けてくれたっていうエピソードしか語られていません。なぜ颯人が光宗を助けてずっと守っていこうとしたのか、颯人自身についても謎のままです。

6話まではほとんど光宗としか会話がなく、常に冷静で争いごとは避けるかのように周りに合わせてきた颯人ですが今回、彼が本性を現した気がします

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真咲を刺すことを宣言する颯人

出典:©diomedea・Ponycanyon/project迷家
   TVアニメ「迷家-マヨイガ-」第7話より

イケメンです・・・

友達の光宗を助けたい。光宗を惑わす真咲が許せなくて彼女を刺そうとした。僕はそうではなく、颯人の心の中にはきっと「ずっと俺の言うことを聞いてきた光宗が反発してくる原因、それが真咲だ!俺はもう一度光宗を振り向かせるためにお前を殺す!」っていう思いがあるのではないでしょうか?

光宗を自分の思い通りにしたいという欲求?

もしそうだとしたら、、らぶぽん以上のメンヘラです。(ちなみにメンヘラとは心に病気を患った人を指します)

 

まあでも真咲にナイフが触れて血が出たのを確認してビビッていたので、颯人もそこまでは狂っていないのかもしれません。

颯人を止めたヴァルカナ、やりすぎと叫ぶこはるん、そして光宗を呼んだナンコリオン。根っからまともなのはこの4人くらいかな。

 

 

ナンコさんはやっぱりって感じ!!

ナンコさんキター ヾ(≧∇≦)〃
ここでナンコさんが周りに流されずに行動するとは!

「登場人物みんなが信じているものを疑う。それが名探偵」
キャー!!名言すぎる!!!

でも同時にやっぱりナンコさん来たね!っていう気持ちもあります!
ちょくちょく頭の良さを発揮してくれていましたもん♪しかもめちゃくちゃ良い人だし!この人は他と違うなっていう雰囲気がありました。

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光宗を呼びに行くナンコとリオン

出典:©diomedea・Ponycanyon/project迷家
   TVアニメ「迷家-マヨイガ-」第7話より

リオンも相変わらず単独行動でナイス( ̄ー ̄)bグッ!
これからリオンの能力が物語の鍵を握りそうな気がします。まだ彼女の「死んだ人が見える」能力が本物かは分かりませんが。

ところでナンコさんはなぜこのツアーに参加したんだろうな。

 

酒井広大さんがクレジットトップに!!

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第7話エンドクレジット

出典:©diomedea・Ponycanyon/project迷家
   TVアニメ「迷家-マヨイガ-」第7話より

もうご存知かもしれませんが、毎回変わるCASTの表記順、これはその回で発言した順番になっているそうですよ(^^)

通常、主役が一番最初に書かれるのですが、この作品ではそういった概念はなく、主役の光宗役の酒井広大さんは6話まで本来なら主役の位置であるトップクレジットに名前が出たことがありませんでした(笑)

7話目にしてやっと主役です!話の内容とトップにふさわしい回だったと思います!酒井さん喜んでいるだろうなぁ。

 


みんなの感想

 

最後に

タイトルの「鬼のいぬ間に悪だくみ」はことわざ「鬼の居ぬ間に洗濯」にかけているんでしょう。

真咲を悪者にすることで、化け物の恐怖から解放される→鬼の居ぬ間に
光宗を騙して真咲を退治→悪だくみ

もしくは、

光宗を騙す→鬼の居ぬ間に
真咲退治→悪だくみ

といったことでしょう。

それにしてもまいまいが現実逃避したくなった理由が今時っぽくて可愛い。みんなに暴露したのも好感度アップ(*゚ー゚*)

 

以上、「迷家-マヨイガ-」7話を見たキンジの感想でした。
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TVアニメ「迷家‐マヨイガ‐」

(STAFF)
原作:diomedea・Ponycanyon
監督:水島 努
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン:井出直美
音響監督:水島 努
音楽:横山 克
アニメーション制作:ディオメディア

(主題歌)
オープニング・和島あみ「幻想ドライブ」
エンディング・片平里菜「結露」

(CAST)
光宗:酒井広大
真咲:相坂優歌
颯人:八代 拓
こはるん:佐倉 薫
ヴァルカナ:鈴木達央
リオン:五十嵐裕美
マイマイ:清水彩香
らぶぽん:加隈亜衣
ナンコ:多田このみ
美影ユラ:長谷川芳明
ジャック:三好晃祐
ダーハラ:高橋伸也
山内:鳴海和希
地獄の業火:堀江 瞬
ニャンタ:稲川英里
ソイラテ:Lynn
熱帯夜:中村桜
まんべ:間島淳司
ぴーたん:Lynn
氷結のジャッジネス:阿部敦
鳥安:新垣樽助
ドザえもん:新垣樽助
わんこ:天﨑滉平
トシボーイ:高橋伸也
ユウナ:湯浅かえで
ユウネ:多田このみ
ユウノ:千本木彩花
なぁな:仲谷明香
よっつん:間島淳司
プゥ子:杉浦しおり
運転手:三上哲

 

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